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【考察8】魔法に儀式や詠唱はいらない?

よく映画やコミックなどで出てくる魔法ですが、実は魔法を使うのに儀式詠唱ってあんまりいらないんです。じゃあどうやって魔法使うの?

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魔法使いらしい話でもしとこうと思います。我々魔導師は、魔法を使いますが、私は特に儀式や詠唱を使わない人です。

 

世の中にはいろいろな伝承があって、もちろん、儀式として、様々な道具や場所、場を整えるのに魔法陣なんかを使うものもあります。また印を組んだり体で表すために踊ったり。

 

呪文を詠唱したりするものも数多いですが、ただ、詠唱についてほとんどの人が勘違いしていますが、交渉に近いものも多いです。「ちょっと力貸してくれない」とか「それやめてよ」というような一見何してるかわからない言葉をボソボソ言っていますが、大抵交渉です。

 

陰陽道がわかりやすいですが「急急律令」って「急ぎ律令に従え」って言ってるだけですよね。つまりなんらかの契約があって従ってくれというものです。

 

さて、なぜ私は儀式や詠唱しないかというと、"既に魔法の結果をイメージしてあってその必要がないから"なのです。

 

つまり、魔法における儀式や詠唱は、交渉ごとの結果をイメージする手段なんです。

 

逆にいうと簡単なのしか使わないということもありますが、このイメージリングが不完全だと当然失敗します。

 

もちろんただイメージするだけでは発動しないので、"合図"があります。あと魔力というか霊力念力とかいったものを込めないといけません。これも力が不十分だと失敗します。

 

リスクが高い魔法は、失敗した時の"反動"いわゆるしっぺ返しも大きいいです。商売でも交渉決裂した時に反動があるのと同じなんです。

 

なのでどこかで都合のいい魔導書を入手しても安易に使わない方が身のためです。